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仏壇仏具の豆知識

地域により、金仏壇か唐木仏壇どちらをお持ちになるかに違いがあります。また、宗派によっても異なります。こちらでは、地域宗派別分布についてご紹介いたします。

金・唐木仏壇の地域、宗派別分布について

金仏壇と記載している地域でも、宗派によって唐木仏壇をお持ちになったり、唐木仏壇と記載している地域でも金仏壇をお持ちになったりします。主にその地域で多くご購入されている指標となりますので、ご参考までにご覧ください。

地域別

北海道 北海道 金仏壇・唐木仏壇
東北青森金仏壇・唐木仏壇
岩手唐木仏壇
秋田金仏壇
宮城唐木仏壇
山形金仏壇
福島唐木仏壇
関東東京唐木仏壇
神奈川唐木仏壇
埼玉唐木仏壇
千葉唐木仏壇
茨城唐木仏壇
栃木唐木仏壇
群馬唐木仏壇
山梨唐木仏壇
信越・北陸新潟金仏壇
長野 金仏壇・唐木仏壇
富山金仏壇
石川金仏壇
福井金仏壇
東海愛知金仏壇・唐木仏壇(豊川エリア)
岐阜金仏壇・
静岡唐木仏壇
三重金仏壇・唐木仏壇(伊勢方面)
近畿 大阪 金仏壇・唐木仏壇
兵庫金仏壇・唐木仏壇
京都金仏壇・唐木仏壇
滋賀金仏壇
奈良金仏壇・唐木仏壇
和歌山金仏壇・唐木仏壇
中国鳥取 唐木仏壇
島根金仏壇
岡山唐木仏壇
広島金仏壇
山口金仏壇
四国徳島唐木仏壇
香川金仏壇・唐木仏壇
愛媛唐木仏壇
高知唐木仏壇
九州・沖縄福岡金仏壇・唐木仏壇
佐賀金仏壇
長崎金仏壇
熊本金仏壇
大分金仏壇
宮崎唐木仏壇
鹿児島金仏壇
沖縄唐木仏壇

宗派別

宗派別 真言宗唐木仏壇 : 金仏壇=7:3
天台宗唐木仏壇 : 金仏壇=7:3
浄土宗 唐木仏壇 : 金仏壇=5:5
浄土真宗唐木仏壇 : 金仏壇=5:5
臨済宗唐木仏壇 : 金仏壇=9:1
日蓮宗唐木仏壇 : 金仏壇=7:3
時宗唐木仏壇 : 金仏壇=9:1
黄檗宗唐木仏壇 : 金仏壇=9:1
 
◆浄土宗 ご本尊には、阿弥陀如来 向かって右には善導大師 向かって左には法然上人 をまつります。
◆浄土真宗 本願寺派(お西) ご本尊には、阿弥陀如来 向かって右には親鸞聖人 向かって左には蓮如上人 をまつります。
◆浄土真宗 大谷派(お東) ご本尊には、阿弥陀如来 向かって右には十字名号 向かって左には九字名号 をまつります。
◆真言宗ご本尊には、大日如来 向かって右には弘法大師 向かって左には不動明王 をまつります。
◆天台宗 ご本尊には、阿弥陀如来(その他の場合もございます) 向かって右には智者大師 向かって左には伝教大師 をまつります。
◆曹洞宗 ご本尊には、釈迦如来 向かって右には承陽大師  向かって左には常済大師 をまつります。
◆臨済宗 ご本尊には、釈迦如来 向かって右には文殊菩薩 向かって左には普賢菩薩 をまつります。
◆日蓮宗 ご本尊には、御曼荼羅 向かって右には大黒天 向かって左には鬼子母神 をまつります。

お仏壇のはじまり

お仏壇のはじまりは、685年に天武天皇が礼拝供養するよう言われたと「日本書紀」には記載されています。この時期から貴族が持仏堂を造りお参りする様になり、これが発展したものがお仏壇だといわれています。

お仏壇の種類

現在、金仏壇・唐木仏壇・現代の仏壇として家具調仏壇の3種類があります。

◆金仏壇
金仏壇は、杉や檜などに漆を塗り重ね、その上から金箔を貼ります。 金箔の貼り方にもいろいろございますが、現在では「消し金」といって、輝きを抑えた貼り方が主流で、落ち着いたイメージとなります。
◆唐木仏壇
唐木仏壇は明治に入ってから造られるようになりました。黒檀(こくたん)・紫檀(したん)が使われることがほとんどですが、実際、お仏壇のすべてに黒檀・紫檀が使われるのではなく、張り合わせて造られています。
練り:6〜15mmくらいの厚いものを張り合わせています。
張り:0.7mmくらいの黒檀・紫檀を和木に張り合わせています。
唐木調:黒檀・紫檀の模様を印刷したものを張り合わせています。 工法としては、鏡面仕上げ・オープン仕上げがあります。 オープン仕上げは、鏡面仕上げと違って木目を生かしたもので、ざらつき感があります。これは練り(厚みがある)の唐木を使っており、このような工法となるのです。
◆家具調仏壇
現代調のお仏壇として、近年造られるようになりました。 フローリングのリビングにも似合うデザインです。 扉を閉じるとお仏壇とは思えないスタイリッシュなお仏壇です。

お仏壇の安置場所

基本的にお仏壇の安置する向きは、仏教の教えによると、特にありません。 しいていえば、一般的に北向きは避けられております。家族が集まり親しみやすい場所・落ち着いて礼拝できる場所に安置するといいでしょう。また、傷まないように直射日光が当たらない場所に安置されるとよいかと思います。

お仏壇の選び方

お仏壇をご購入される場合、唐木仏壇・金仏壇・家具調仏壇のいずれにされるかをまずお選びください。安置する場所によって、高さ・幅・奥行きを考えます。 玄関・廊下・2階に安置される場合、階段などを通過できるかという点も重要なポイントです。 また仏間がある場合、お仏壇と仏間の壁の間は約10〜15cm程度は空けるようにしてください。扉を開けるために必要なスペースであり、そのスペースがないと扉が「前へ習え」の開ききらない状態になってしまいます。

開眼供養について

お仏壇をご購入された後「お魂入れ」などといわれる開眼供養を、お寺様で行ってもらいます。これで初めて、お仏壇の中のご本尊様にお性根が入った状態となります。 ご住職様に謝礼として、通常は「開眼法要御礼」と奉書紙を用いて包みます。水引をされる場合は紅白蝶結びを使用します。

お仏壇のお手入れ

お仏壇は湿気に弱いので、仏間を閉めきってしまわず、開けておくことをおすすめします。 金仏壇の場合、手の油でも漆がくすむ場合がありますので、メリヤスなどやわらかい乾いた布で拭いてください。化学ぞうきん・濡れぞうきんでは拭かないでください。 基本的に、欄間などの彫刻があるところは毛ばたきでほこりを払ってください。

お仏壇の修復

お仏壇は仏事がある時だけというのではなく、普段からきれいにおまつりすることが、ご本尊様・ご先祖への敬う気持ちの表れとなります。 お仏壇が長年の汚れでくすんでしまったりした時は、洗浄・修復を行ってください。お仏壇を長くおまつりするためにも、保存状態をよくすることが大切です。 ホコリ・汚れを取り除き、もし金箔が剥がれていたら張り替え、内扉の障子を張り替えることによって、ご先祖の供養となり、またご自身のお心も清められることでしょう。

日ごろの仏壇のお勤めとは

葬儀や年忌法要などの供養の際、新たな気持ちでお仏壇を清め、お供え物や花を飾り、お香をあげて拝むのはとても大切なことです。 しかし、何事もない日常のお勤めをおろそかにしてはいけません。1日のうち、わずかな時間でもお仏壇の前に正座し、心を込めて仏様・ご先祖様に祈念します。各宗派によって毎日のお勤めには多少違いがありますが、真心を込めてお勤めするのが一番だということには変わりありません。

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